当社アクリル水槽/アクリル製品は、国産アクリル板(三菱、住友、旭化成、クラレ、カナセの5社)のキャスト板を使用し、(押し出し板は使用しません)水槽サイズごとの強度計算を行い板厚を決定して製作いたします
また、材料をイジメないと言う観点から無駄に熱を加えない、特に水槽の寿命に係わりますのでアクリル板の切り口を必要なところ以外は磨きをかけません、(決して手抜きでは有りません)磨きに関しても手作業で、荒磨き/中磨き/細磨き/バフ磨きと4工程で材料をいたわりながら仕上げます。
粗悪な水槽などはバナー磨き(炎であぶりツヤを出す)や下処理無しのバフ磨きなどがあります、当然水槽の寿命も短くなります。
アクリル水槽とガラス水槽の比較
アクリル水槽はガラス水槽と比べると、衝撃に強くて割れにくく、透明度が高いという特徴があります。ガラス水槽と比べて軽量、大きなサイズの水槽に向いています。2つの水槽の特徴をさら比較しましたのでご覧下さい。
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アクリル水槽 |
ガラス水槽 |
強度 |
点過重にも強く、硬いものが当たっても割れにくい、特にライブロックなどレイアウト作業中でも安心して行なえる |
点加重に弱く硬いものが当てると割れやすい特にライブロックなどのレイアウトには気を使う
又、強化ガラスには「自然破損」という性質があります。外部から衝撃などが加わっていないにもかかわらず、ごく希に「自然に」割れてしまう現象です。原因の一つはガラスに含まれている異物の膨張です。 |
透明度 |
板厚を問わず透明である |
板厚が薄い物でもある程度、ガラス色の特徴でも有る緑色が係るがあまり気にならない。
板厚が厚くなるにつれて透明度は悪くなる |
重量 |
単位あたりの比重が断然軽いガラス1に対してアクリル0.48と半分以下ですから、設置および運搬の負担が少なくてすみます |
単位あたりの比重が重いガラス1に対してアクリル0.48と半分以下ですから、設置および運搬の負担が大きくなります |
キャスト板
型枠の中にアクリル樹脂の原材料を流し込んで硬化させて製造。
大規模設備が必要で、価格は高くなるが品質は均一で、アクリル水槽用としては常識の板。
押し出し板
再生板とも言われ、粘土状のアクリル樹脂を熱をかけて押し出して製造。
低価格ではあるが、品質にばらつきが出てクラックが生じやすい